2021年3月ロックダウンの中でひっそりと暮らしを感じるドゥブロブニク ここ一週間で急激に活気が戻りつつあるザグレブ✨ クロアチアは世界的に人気の観光立国ですから、 今夏はなんとしても観光客を呼ぶぞ！という意気込みをあらゆる場面で感じます もちろん…

2018年5月9日メキシコシティ “El universo, que otros llaman la biblioteca...”(その宇宙、他の人々はただ図書館と呼ぶが…) 念願の「バスコンセロス図書館」に足を踏み入れた瞬間、 ボルヘスが書いた『バベルの図書館』冒頭の一節がよぎった。 視野に入らな…

毎日愛用していた地下鉄A線の艶やかな木製車両 「あの音、なに？」 横で夫がきいてくる。 パソコンのモニターには アルゼンチンのストリートフードを紹介する番組。 そのBGMで流れて来たバンドネオンの音色。 ふと、ブエノスアイレスを懐かしむ。 しかし、懐…

記念切手専門ブースの封鎖 絵葉書を出すのが好きで、出す時はできるだけ面白い切手を探します。ザグレブでは街の中心地にある郵便局に設けられていた記念切手専門ブースに通っていました。 しかし、2020年3月のザグレブ地震の時、建物の崩落からこの郵便局自…

2020年夏、クロアチア共和国。 正直、もうどうでもよくなっていた。真夏の炎天下、日陰一つない道を彷徨うこと１時間。野生のオリーブが群生する保護区で、わたしは樹齢2000年のオリーブの古木を探していたが、普段の運動不足もたたって熱中症一歩手前、もう…

キューバ最東端の小さな町バラコア（Baracoa）今日の物語の舞台です。 先日、ナショナル・ジオグラフィックにこんな記事が出ていました。 「世界一美しいカタツムリ、絶滅危機と懸命な保護活動」 natgeo.nikkeibp.co.jp ポップな色彩の殻を持つキューバ固有…

2019年2月 スロベニアにて。 スロベニアのプトゥイ地方に伝わる伝統行事「クレントヴァニエ」の衣装 5年ほど前に読んで以来、ずっと心に残っていた記事がある。 karapaia.com 独特なコスチュームに身を包んだ人々が森の中を練り歩く不思議な写真とともに、ス…

2019年12月 チェコ共和国第二の都市ブルノ去年のクリスマス・イブチェコ共和国南部にあるブルノという小さな町を訪れた。小さいながらも古き良きクリスマスマーケットが素敵だという評判を聞いてかなり楽しみにしていたが、着いた町はマーケットどころか商店…

全世界の国名や街の様子がこれほど同時多発的に報道されることは、未だかつてなかったのではなかしら？国際的なニュースといえば、例えば戦争やテロ、自然災害、スポーツ、観光etc...様々な国が一時的に注目を浴びて報道されることはあっても、よほど縁のあ…

2019年秋 クロアチア共和国コスタイニツァ村 コスタイニツァ：クロアチア⇄ボスニア・ヘルツェゴビナ国境 栗が好きだ。しかしここ数年、栗の旬である秋はキューバにいることが多かったので、大好きな秋の味覚を味わう機会が少なかった。なので、クロアチアが…

2019年6月 クロアチア・ザグレブナイーブアート美術館(Muzej naivne umjetnosti）で出会った一枚の絵から始まる物語。 マティヤ・スクルイェニ『動物の世界（Životinjski svijet)』 部分「ナイーブ・アート」とは専門的な芸術教育を受けずに独学で絵画の技術…

2019年7月のおはなし。 いつもお世話になっているイベック&ナンシーに誘われて、人生初のラベンダー刈りに行って来ました。 場所はザグレブから北に車で１時間、スロベニア国境に近いザゴリエ地方。 けっこうキツい作業だけど本当に来る？と聞かれたものの、…